荷重計で無理な荷役を防いで安全第一!

本日のブログは、安全で便利な「荷重計」についてご紹介いたします。

先日、とあるお客様よりこのようなお問い合わせをいただきました。
「普段、ほぼ決まった大きさ・重さの荷物を運んでいるのですが、たまに大きさの違う荷物がある。許容荷重がオーバーしているかどうかを簡単に判断できる後付け装置はないか?

どこの現場でも「安全第一」を考えるとこのように荷物の重さや大きさが許容範囲内かどうか不安になることがあると思います。

unicarriers-8ton

ではまずは許容荷重のおさらいをしましょう。

許容荷重とは?

例えば8.0トンのフォークリフトだからといって、全ての8.0トン以下の荷物を持てるとは限りません。
荷重中心といって、荷物の重心がフォークの先端に近づけば近づくほど持てる荷物の重量が小さくなります。

今回のお客様のフォークリフトは8.0トンからアタッチメントの重量を引いた7.4トンが最大荷重でした。
またこの7.4トンも荷物の重心がツメの根本から600mm以内の場合に限られ、荷物が大きくなり重心が遠くなるにつれ、最大荷重が下がります。
load-displacement-graph

通常の大きさの荷物であれば重心が600mm以内なので7.4トンまで運べることは分かっていますが、大きな荷物の場合は重心が900mm程なので6トン程度が限界となります。
そこで、大きな荷物の重さを計測することで6トン以内で安全かどうかを判断できることとなります。

フォークリフト用荷重計

forklift-loadcell
ピーシーエスで採用している荷重計は油圧シリンダーに掛る圧力にて計測を行うため、精度±1%(フルスケール)であらゆるフォークリフトに取付が可能です。
無理な荷役の検知による安全対策や運びながら荷物の計量ができる作業時間の短縮に活用していただけます。
またフォークリフトのみならず、トラックへの過積防止のために累計積載にも対応しています。

かくして無事に荷重計の取付が完了し、オペレーターの方はこれから安心して使用できるとお喜びいただけました。

フォークリフトの疑問・お悩みなら、フォークリフトのピーシーエスまでお問い合わせください!

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