フォークリフトの型式って!?(トヨタ編)

暑い日が続いておりますが、皆さまは体調を崩しておりませんか?
最近はお中元の時期でしたので、私もお中元を持ってお客様のところに伺っておりました。
先日、訪問をしたお客様よりフォークリフトの型式についてご質問をいただきました。
「フォークリフトの型式から仕様がわかるの?」
「フォークリフトの型式ってメーカー同士で似ているようで違うよね」

確かに、、、型式からある程度の仕様は推測できます。
また、JIS規格などで定められてませんので各メーカーで型式は違います!
(似ている部分もありますが、、、)
きっとフォークリフトの型式について、
このような疑問を持った方はいらっしゃると思います。

私も実際に中古フォークリフトを買取る際に型式をヒントにして査定することがあります。
今回のブログはフォークリフトの型式についてご紹介したいと思います。
まずは販売台数も多いトヨタからご紹介しましょう。

皆さんはフォークリフトの型式ってどこに明記されいているか知ってますか?
トヨタ製のフォークリフトの場合はハンドルの右側にコーションプレートが付いています。
このコーションプレートに型式という欄がありますので、
そのアルファベットと数字の組み合わせを読み取ってください。

フォークリフト 型式

写真では型式「02-8FDL15」と入ってます。

フォークリフト 型式

これをアルファベットと数字に分解して、それぞれの意味を見ていきましょう!

・02 → 02はオートマ車であることを示しています。
    この数字がなく、8FDL15だけであればマニュアル車となります。
    それ以外にも50と52という数字の組み合わせがあります。
    50はエンジンが2Zもしくは3Zが搭載されているフォークリフト。
    52は2Zもしくは3Zが搭載されているオートマのフォークリフトであることを示しています。

    7F以前は40と42という組み合わせもありました。
    40は4Yのエンジンが搭載されているフォークリフト。
    42は4Yが搭載されているオートマのフォークリフトであることを示しています。

・8 → 型を表してます。
    Fから始まり、2F→3F→4F→5F→6F→7Fと来まして、
    2007年より現在の8Fまで進化してきました。

・F → フォークリフトの頭文字であるFですね。Fork Lift

・D → 動力を表してましてDieselの頭文字であるDとなります。
    他にガソリン車ですとG(Gasoline)、バッテリー車ですとB(Battery)となります。
    前出のFと組み合わせてFDやFG、FBと読ませることは、他メーカーでもやっています。

・L → 小型特殊車両を表します。
    緑ナンバーを取り付けることが可能ですので、
    このLがあるとナンバーを取得している可能性があることが判ります。

    この位置にKがつくとコンパクト車であることが判ります。
    全長が通常のものより短くなりますので、
    狭いところで使用されている可能性が高いと判断できます。

フォークリフト 型式

・15 → 最大積載量・トン数を表していて、15であれば1.5トンのフォークリフトとなります。
    ただし、アタッチメントを装着している車両や最大揚高が3メートル以上揚がる際に
    最大積載量は変わることがありますが、それに伴ってこの数字が変化することはありません。
    今回の場合ですとベースマシンが1.5トンであることが判ります。

バッテリー式リーチフォークリフトの場合を見てみましょう。
コーションプレートはフォークリフトの乗り口に付いています。

フォークリフト 型式

写真では型式が「7FBRS15」とあります。
7FBまでは上記と同じですので、7型のFork Lift Batteryということが判ります。
その次に、

・R → リーチフォークリフトであることを示します。
    Reachの頭文字から来ています。

・S → 全幅が広くなります。
    カウンターフォークリフトよりバランスの悪いリーチフォークリフトですが、
    幅が広くなった分、安定して荷物を運ぶことが可能になります。
    また、フルフリー3段マストの車両で多く見ることができますので、
    高く揚げられるフォークリフトであると推測できます。

以上。

如何でしょうか。
わずかですが型式からでも車体の仕様を判断することができるようになります。

ただ、皆様のフォークリフトの買取査定ではできる限り正確に、
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本日のブログは中古車事業部の三村がお届けしました!

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